消防活動で最も神経を使う事のひとつが「最終的な火種、残火の確認」です。既に「鎮火」とした後で再燃火災が発生するケースがありますが、こんな事態を防止するためにもこの「熱源センサー」は有効です。この装置は約10度の角度で放射状に熱源を探知しその存在を音で知らせます。さらに、この製品には緊急事態を知らせるアラーム機能も装備しています。この装置を使用することにより今まで以上に確実な再燃火災の防止が図られます。
通常、火種の確認には数百万円もする「熱画像カメラ」などがよく使われますが、この製品は熱画像直視器の1/10以下という価格も魅力のひとつです。このことにより、通常のポンプ隊や指揮隊などにも配置する事が可能になり、特殊な熱画像直視器を持つ特定の部隊を最後まで現場に残す必要もなくなります。